RISO(理想科学工業)のインクには、すべての製品で 「Date of production(製造日)」がはっきり記載されている ため、他メーカーに比べて製造日の確認がしやすいのが特徴です。
しかし、印字の位置や表記形式が分からず「どこを見ればいいのか分からない」というお問い合わせは少なくありません。
このページでは、RISOインクに記載されている 製造日の確認ポイントを実物写真つきで分かりやすく解説 します。
手元のインクがいつ製造されたものなのかを知りたい方は、まずここをご確認ください。
目次
RISOインクに製造日はある?使用期限との違い
RISO(理想科学工業)の純正インクには、基本的に製造日が明確に表示されています。メーカーによっては印字方法が複数存在する場合もありますが、RISOは表記形式がほぼ統一されており、製造日の確認がしやすい点が特徴です。
また、RISO公式の情報では、インクの使用期限は 「適正な保存状態(常温保存)で製造日より24か月」 が目安として案内されています。つまり、製造日そのものは「いつ作られたか」を示す基準であり、使用期限は「品質を保って使用できる期間」を示す別の指標です。
この2つの違いを理解しておくと、
「手元のインクはまだ使えるのか」「買取できるかどうか」
といった判断がよりスムーズになります。
次の項目では、実際のインクラベルを用いて 製造日の読み方・確認ポイント を具体的に解説していきます。
RISOインクの製造日の確認方法
RISOの純正インクは、「Date of production」との記載があり、その下に製造日が記載されております。
印字位置や表記形式が統一されているため、初めて確認する方でも迷うことがありません。
ここでは、実際のラベルを用いて製造日の読み方を解説します。
ラベルの「Date of production」で確認する
RISOインクでは、ラベル上の専用欄「Date of production」 の下に製造日が印字されています。
型番ごとの違いもほとんどなく、基本的にこの位置を確認すれば製造日が分かるようになっています。
実例:Date of production の印字位置(RISO GLインクシリーズ)


- 元箱の側面にシールが貼られており、そこに記載されている
- この数字「2025/03/10」が製造年月日を示している
- この例では2025年3月10日製造
元箱以外にもインク本体にも記載あり
実例:元箱とインク本体の印字比較


- 箱の中身のインクにも製造日が記載されている
- 箱は差し込み式の段ボールなので、容易に中身が確認できます。
- この例では2024年9月27日製造
RISOインクの製造日・使用期限と買取価格への影響
RISOインクは製造日が容易に分かるため、保存期間を把握しやすいのが特徴です。
では、製造日が古い場合や使用期限を過ぎている場合、買取にどう影響するのでしょうか。
ここでは、買取の現場でよくあるケースをまとめて解説します。
製造日が古くても、未開封なら買取可能なケースが多い
RISOインクは業務用途で安定した需要があるため、製造から時間が経っていても未開封であれば買取できるケースが多くあります。
特に同じ機種を継続使用している法人では、過去ロットのインクでも問題なく利用されることが多いため、需要が途切れにくいことが背景にあります。
使用期限(24か月)はあくまで“目安”|保存状態が重要
RISO公式では、適正な保存状態(常温保存)において 「製造日から24か月」が使用期限の目安 と案内されています。
ただし、これは「品質を保って使用できる期間」の目安であり、24か月を過ぎたから即利用不可というわけではありません。
買取においても、未開封であり保存状態に問題がなければ、ご査定は可能でございます。
外箱の状態が悪い場合は減額対象となることも
RISOインクの元箱は段ボール製なので、保管環境によっては「潰れ・破れ・汚れ」が出やすい傾向があります。
見た目の損傷が大きい場合、未開封でも査定に影響することがあります。
凹み、水濡れ跡、ラベル跡などは減額対象となるケースがあるため、保管時には注意が必要です。
RISOインクの製造日・期限に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 製造日はどこを見れば確認できますか?
RISOインクの製造日は、ラベルシール内の「Date of production」欄 に記載されています。
表記方法が統一されているため、すぐに製造日を把握できます。
Q2. 使用期限(24か月)を過ぎたインクでも買取できますか?
使用期限はあくまで「品質を保てる目安」であり、未開封であれば買取できるケースもあります。
ただし、外箱の状態や保存環境によっては査定に影響が出る場合があるため、まずは写真で状態を確認することをおすすめします。
Q3. 外箱を一度開封しています。未使用品として扱われますか?
RISOインクは差し込み式の段ボール箱のため、外箱だけ開封されているケースは珍しくありません。
中のインク袋(パウチ)が未開封であれば、未使用品として扱えることが多いのでご安心ください。
Q4. 製造日が古いインクは印刷品質に影響しますか?
使用期限を大幅に過ぎていたり、保管環境が悪い場合には品質に影響が出る可能性があります。
ただし、適切な環境で保管されていた未開封品は問題なく使用されるケースも多いため、製造日だけで判断する必要はありません。
関連コラム
RISOインクの製造日や保存状態について理解を深めたい方は、以下のコラムも参考になります。
各メーカーの事例や品質管理の考え方もあわせて知ることで、より正しくインクを扱えるようになります。
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