電設工事や配線マーキングの現場で欠かせない MAXのチューブマーカー「レタツイン(LETATWIN)」。
チューブやテープに直接印字でき、作業の効率化と仕上がりの品質向上に大きく貢献します。
本記事では、レタツインとはどのような機器なのか、その基本機能やLM-500シリーズのモデルごとの特徴、導入メリットをわかりやすく解説します。
レタツインの基本概要

レタツイン(LETATWIN) は、MAXが提供するチューブマーカーで、電設工事や制御盤配線などに欠かせないマーキング専用機です。チューブやテープに直接文字を印字できるため、従来の手書きやラベル貼付に比べて仕上がりが均一で視認性が高く、作業効率の向上にもつながります。
本体は持ち運びを前提としたコンパクト設計で、現場への持ち出しも容易。屋外や電源が確保しにくい環境でも活用できるよう、コードレス対応モデルもラインナップされています。
現在の主力は LM-500シリーズ(LM-550W3・LM-500W3・LM-500F3)。
用途や予算に応じて選べる3モデルが展開されており、プロの現場で幅広く採用されています。
レタツインのシリーズ別モデルの特徴
LM-550W3
LM-500シリーズの最上位機種が LM-550W3 です。
チューブウォーマーを内蔵しているため、冬場や低温環境でもチューブが硬化しにくく、安定した印字が可能。
さらに記名板やデバイスラベルの印刷にも対応しており、専用アタッチメントを使用することで幅広い用途に活用できます。
また、PCリンク機能を搭載しているため、あらかじめパソコンで作成したデータを取り込み、効率的なマーキング作業を実現します。
LM-500W3
LM-500W3 は、LM-550W3と同様にチューブウォーマーを搭載したモデルです。
寒冷地や冬場の作業環境でもチューブを温めながら印字できるため、現場作業の信頼性が向上します。
PCとの接続にも対応しており、作成済みデータを活用して直接印字が可能。
上位機種ほど多機能ではないものの、日常的なマーキング作業には十分対応できるバランスの取れたモデルです。
LM-500F3
シリーズの中でコストパフォーマンスに優れているのが LM-500F3。
基本的なチューブやテープへの印字機能を備えつつ、機能をシンプルにすることで導入コストを抑えています。
初めてレタツインを導入する企業や、限られた用途で使う場合に最適なエントリーモデルといえるでしょう。
レタツインが選ばれる4つの理由
多様な素材に対応

レタツインは、内径φ1.5mmの極細チューブからφ8.0mmの太径チューブまで幅広く対応。さらに熱収縮チューブ、テープ、記名板、デバイスラベルにも印字できるため、電気工事や制御盤、通信設備など多様なシーンで活用できます。複数のマーキング方法を1台でまかなえる点が、大きな選ばれる理由です。
現場に強いコードレス設計

充電池を利用すれば、電源が確保できない場所でも約500本のチューブ印字が可能。屋外作業や狭小スペースでの施工にも強く、持ち運びやすい携帯型デザインと合わせて現場の作業効率をサポートします。
圧倒的なスピード

レタツインは最大40mm/秒の高速印字に対応し、1分間で最大52本のチューブ印字が可能。従来モデルと比較しても生産性が向上しており、大量のマーキング作業を短時間で仕上げられる点が高く評価されています。
寒冷地でも安心のチューブウォーマー

冬場や低温環境ではチューブが硬化して印字が不安定になりがちですが、チューブウォーマー機能を搭載したモデルならチューブを温めながら印字できるため、寒冷地でも美しい仕上がりを実現。季節や作業環境に左右されにくい安定性が魅力です。
レタツインの便利機能でさらに快適
レタツインは基本性能だけでなく、作業効率と使いやすさを高める便利な機能も充実しています。プロの現場で快適に使える工夫が随所に盛り込まれているのも魅力です。
- ピッチ精度を高めるフィードバック機構
印字中に送り量を検出し、自動で補正する仕組みを搭載。これによりピッチ長の精度が大幅に向上し、記名板やテープの仕上がりがより正確になります。 - 見やすい専用フォントと多彩な印字スタイル
標準書体に加えて、誤読を防ぐ「明快書体」や視認性を重視した「正方形書体」などを搭載。縦書き・横書き、枠囲みや反転印字にも対応しており、用途に合わせて自由に設定できます。 - PCリンク・USBでデータ活用
パソコンで作成したマーキングデータを直接取り込み印字可能。CSV形式のデータやUSBメモリ経由でのデータ移行にも対応しているため、作業準備を大幅に効率化できます。 - 持ち運びやすいキャリングケース
収納力のある専用ケースには、本体はもちろんアタッチメントやインクリボン、テープ類までまとめて収納可能。現場への移動もスムーズで、持ち出すたびに必要な部材を探す手間を省けます。
レタツインを導入するメリット
レタツインは多機能なだけでなく、実際の現場で導入することで大きなメリットをもたらします。
- 配線の視認性が向上し、安全で高品質な工事を実現
均一で読みやすい文字をチューブやテープに印字できるため、複雑な配線でも一目で識別可能。誤配線の防止やメンテナンス性の向上につながり、工事全体の品質と安全性を高めます。 - 連番・連続印字で作業効率アップ
自動で番号を増減させたり、繰り返し印字を行う連番・連続印字機能を搭載。大量のマーキング作業も効率的にこなせるため、施工時間を大幅に短縮できます。 - 消耗品の増量でランニングコストを削減
最新シリーズではインクリボンやテープの長さが従来より増量。交換頻度が減り、1巻あたりのコストパフォーマンスが向上。長期的に見ても経済的に運用できます。
まとめ|プロの現場に欠かせないマーキングツール

レタツインは「早い・多彩・便利・安心」を兼ね備えたチューブマーカー。
細径から太径チューブ、記名板やデバイスラベルまで幅広く対応でき、さらに高速印字やコードレス機能など、現場の生産性を大きく高める機能が充実しています。
その信頼性と利便性から、電気工事業者や法人を中心に高く支持されており、まさにプロの現場に欠かせないマーキングツールといえるでしょう。

当店では、MAXのチューブマーカー レタツインを買取 しております。業務で不要になった機器を売却すれば、現金化できるだけでなく、新しいモデルへの入れ替え資金としても活用可能です。
プリンターやトナー買取に関するおすすめの記事
✅ ケーブルIDプリンターやトナー買取に関するお得な情報をご紹介しています。ぜひ参考にしてください。