宅配でトナーカートリッジを送る際、「これで本当に大丈夫かな?」「破損して減額されたら困る…」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
トナーは精密機器の一部でもあり、梱包状態によっては買取価格に影響することもあります。
本記事では、未使用トナーを安全に送るための正しい梱包方法と、やってはいけないNG例を分かりやすく解説。
初めての方でも安心して発送できるよう、具体的な手順を丁寧にご紹介します。
トナーを送る前に知っておきたいこと
なぜ丁寧な梱包が重要なのか?

トナーカートリッジは、外見は頑丈そうに見えても、衝撃や圧力に弱い繊細な精密部品です。輸送中に破損や漏れが発生すると、未使用であっても買取ができない、または減額の対象になってしまうことがあります。
特にメーカー純正トナーは高価なものが多く、数本の破損で数千円〜数万円の損失につながるケースも。宅配業者は複数の荷物をまとめて運搬するため、横積みや上下の重ね置きで圧力がかかるリスクも考慮しなければなりません。
丁寧な梱包を行うことで、そうしたトラブルを未然に防ぎ、査定価格を最大限に保つことができます。また、配送中にトナーの粉が漏れると他の荷物への影響もあるため、安全面からも梱包の質は非常に重要なのです。
元箱や状態によって査定が変わる理由

トナーの買取では、未使用品であっても「元箱の状態」が査定額に大きな影響を与えます。これは、トナーカートリッジの再販や在庫管理において元箱が重要な役割を果たしているためです。
具体的には以下のような理由があります:
- 元箱に製品情報・型番・製造時期(または使用期限)が記載されており、識別に必要
- 未開封の確認が容易なため、真贋・未使用品の判断基準になる
- 再販時の見栄え・信頼性に直結するため、元箱の潰れや汚れも減額対象
特に「純正・未使用トナー」の買取を行う専門店では、元箱を開封していたり、書き込みやダメージなどがあると減額、もしくは買取対象外となるケースもあります。
したがって、「元箱ごと丁寧に守る」ことは、商品の価値を守ることと同義です。発送前に必ず状態を確認し、元箱を含めて丁寧に保護する意識が大切です。
トナーカートリッジの正しい梱包方法
トナーの梱包に必要なものとは?

トナーを安全に送るためには、梱包資材が必要不可欠です。基本的に必要な資材(買取キット)は買取業者が準備してくれるので、それらを活用しましょう。
📦 必要な梱包資材一覧
- 段ボール箱(複数商品を一度に送る場合)
└ トナーの数量に応じて買取業者が手配することが多いです。 - 緩衝材(プチプチ、エアクッションなど)
└ トナーの数量が少ない場合は、プチプチなどが送られてきます。 - ガムテープ・ビニールテープ
└ 梱包した段ボール箱やプチプチを固定するために必要です。これはご自身で準備する必要があります。
梱包の基本ステップ - 段ボール箱編
トナーカートリッジを段ボール箱で梱包する際は、以下の手順を参考にしてください。
- トナーの確認をする:送り間違いがないか、型番を確認します。
- トナーを段ボール箱に詰める:トナーの向きに注意して詰める。
- すき間をすべて緩衝材で埋める:トナーが段ボール内で動かないように新聞紙などを詰めます。(画像参照)
- 段ボールをしっかりと封をする:輸送中に開かないようにテープで箱に封をします。
- 「上積み厳禁」「精密機器」などのシールを貼る:配送業者に対しても注意喚起ができ、より安心です。


梱包の基本ステップ - プチプチ編
トナーカートリッジをプチプチで梱包する際は、以下の手順を参考にしてください。
- トナーの確認をする:送り間違いがないように型番をチェック。
- トナーをプチプチで梱包する:トナーの向きに注意して、ぐるっと包み込みます。
- プチプチをしっかりと封をする:輸送中に開かないようにテープでしっかり固定します。
- 「上積み厳禁」「精密機器」などのシールを貼る:配送業者に対しても注意喚起ができ、より安心です。


やってはいけない梱包NG例
箱なし・バラ梱包

トナーを元箱から出して、直接段ボールに入れる「バラ梱包」は、最も避けるべきNG例の一つです。純正トナーカートリッジは、元箱も含めて「未使用品」として価値が評価されます。元箱がない時点で買取自体ができない可能性が高くなります。
✅ 対策:必ず「純正の元箱付き未使用品」であることを確認し、元箱ごと丁寧に梱包しましょう。
隙間だらけの箱詰め

段ボール箱にトナーを入れただけで中にスカスカの空間がある状態も、輸送時のトラブルの原因になります。トナーカートリッジが段ボール箱の中で動くと、元箱の角が潰れたり、内部のトナーに衝撃が加わって破損するリスクが高まります。
隙間があることで配送業者が荷物を積み重ねた際に、重心がズレて横倒しになるなどの事故も発生しやすく、査定額に影響するケースもあります。
✅ 対策:隙間がある場合は周囲に緩衝材(新聞紙、プチプチなど)を詰めて、一切動かないように固定するのが基本です。
元箱に直接伝票を貼るのはNG

見落としがちなミスとして、「トナーの元箱にそのまま送り状を貼ってしまう」ケースがあります。これは見た目以上にNGです。
なぜなら、送り状を剥がす際に元箱の印刷やラベルを傷める可能性があるうえに、商品価値そのものが損なわれてしまうためです。外箱は「商品の一部」として扱われるため、汚れ・破れ・シール跡があるだけで減額対象になる場合もあります。
✅ 対策:必ずプチプチなどで梱包するか、段ボール箱に入れてから伝票を貼るようにしましょう。
発送時の注意点とQ&A
おすすめの配送方法と伝票の書き方

✅ 推奨の配送方法
配送中の破損リスクを少しでも減らすために、伝票の備考欄に以下のような注意書きを記載するのもおすすめです:「精密機器」「上積み厳禁」「取扱注意」など
また、送り状を貼る位置にも注意が必要です。側面に貼ってしまうと、宅配業者がその面を上と勘違いし、荷物を横向きに扱ってしまうことがあります。必ず「上面(天面)」に送り状を貼り、正しい向きで輸送されるようにしましょう。よくある質問(1本だけの場合/元箱がない場合 など)
Q1:トナーが1本だけでも送れますか?
もちろん可能です。元箱のサイズにもよりますが、当店では買取キットとして緩衝材であるプチプチをお送りさせて頂く形となります。
Q2:元箱がないトナーは送っても大丈夫?
多くの買取業者では、純正品であっても元箱がない場合は「買取不可」または「大幅な減額対象」となることがあります。当店でも、「純正・未使用・元箱付き」が買取の対象となっています。
Q3:発送前に何か確認しておくべきことはありますか?
はい、以下の3点は必ずご確認ください:
- 純正トナーであるかどうか(リサイクル品や互換品ではないか)
- 未使用・未開封で、外箱に破損や汚れがないか
- 梱包がしっかりできているか(揺れ・隙間・伝票の貼付位置など)
これらを事前に確認しておくことで、査定トラブルや減額のリスクを大幅に減らすことができます。
まとめ|丁寧な梱包でスムーズな買取を

トナーカートリッジを安全に発送するためには、元箱付きの未使用品であることを確認し、しっかりとした梱包を行うことが大切です。元箱の状態ひとつで査定額が大きく変わることもあるため、「たかが梱包」と侮らず、ひと手間をかけることでスムーズな買取と高額査定につながります。
特に宅配買取では、配送中の破損リスクを最小限に抑える梱包が、売る側の大切な役割となります。この記事でご紹介した梱包方法と注意点を参考に、ぜひ安全な発送準備を進めてください。
まずは無料査定フォームよりご利用ください!

「こんな状態でも買取してくれるかな?」「元箱の状態に少し不安がある…」といったお悩みがある場合は、まずは当店の無料査定フォームをご利用ください。
商品名や型番、状態などを入力するだけで、簡単に査定のご案内をいたします。査定後にキャンセルしても費用は一切かかりませんので、初めての方でも安心してご利用いただけます。
大切なトナーをしっかり守り、スムーズで気持ちの良いお取引をサポートいたします。
無料査定はこちら