プリンターを長持ちさせ、高品質な印刷を維持しながら無駄なコストを抑えるためには、トナーカートリッジの製造日やインクカートリッジの取付期限を正しく把握することが欠かせません。 これらの消耗品は、適切に管理しないと品質が劣化し、印刷トラブルや余計な出費につながる可能性があります。

この記事では、トナーやインクの使用期限が重要な理由、そして具体的な確認方法を画像付きでわかりやすく解説 していきます。

1.キャノンのトナー・インクの製造日/取付期限を把握するべき理由とは?

印刷品質を維持するため

古いトナーは粉末が固まりやすくなり、均一に印刷できなくなることがあります。また、インクは時間の経過とともに粘度が変化し、色ムラやかすれの原因に。鮮明で高品質な印刷を続けるためには、期限内の適切なトナー・インクを使用することが不可欠です。

プリンターの寿命を延ばすため

劣化したトナーやインクを使用すると、ノズル詰まりやプリンター内部の部品の汚れ を引き起こし、最悪の場合、修理や買い替えが必要になることも。適切な消耗品管理を行うことで、プリンター本体の寿命を延ばし、長期間にわたって快適に使用できます。

無駄なコストを削減するため

期限切れのトナー・インクを誤って購入・保管してしまうと、使えずに廃棄することになり、コストの無駄につながります。 計画的な管理を行うことで、消耗品のロスを減らし、無駄な出費を防ぐことができます。

適切な保管で長期間の品質維持が可能

トナーやインクは高温多湿を避け、直射日光を当てない環境で保管することで、品質の劣化を防ぐことが可能 です。特に、未使用のトナーやインクをストックする場合は、保存環境にも気を配りましょう。

➡ トナーの製造日やインクの取付期限を意識し、正しく管理することで、コスト削減&高品質な印刷を実現できます。

2. キャノンのトナーの製造日を確認する方法

キャノンのトナーカートリッジの製造日は、基本的には元箱に記載があります。ただし、型番によって表記箇所が異なるため、正しい確認方法を知ることが大切です。

2.1 トナーの元箱の正面に製造年月日が記載

例) キャノン Canon カートリッジ 335 (型番 CRG-335) 青円箇所
元箱の正面の中央よりやや右側の白い部分に製造年月日が記載されております。

上記の例では「2022-11-24Z1」と記載されておりますので、2022年11月24日が製造日となります。


例)キャノン Canon トナー NPG-67 赤円箇所
元箱の正面から見た中央よりやや左側に製造年月日が記載されております。

上記の例では「23B16MB」と記載されております。
NPGシリーズの製造日表記は少し独特で、最初の2桁が「製造年」を示します。続くアルファベットは「製造月」を表しており、「A=1月」「B=2月」「C=3月」…「L=12月」 という形式で記載されています。さらに、そのアルファベットの横にある2桁の数字が「製造日」を示します。

例えば、「23B16」と記載されている場合、「23=2023年」「B=2月」「16=16日」 となるため、このトナーは2023年2月16日に製造されたことがわかります。


2.2 トナーの元箱の側面に製造年月日が記載

例)キャノン Canon トナーカートリッジ 051H (型番 CRG-051H) 赤円箇所
元箱の側面に製造年月日が記載されております。バーコードが印刷された辺りのやや左下あたり。

上記の例では「2023-01-13HA」と記載されており、2023年01月13日製造となります。


2.3 トナーの元箱の背面に製造年月日が記載

例)キャノン Canon カートリッジ 533H (型番 CRG-533H) 赤円箇所
元箱の背面に製造年月日が記載されております。裏面の左下あたりにある黒枠の中に記載。

上記の例では「2022-10-13Z4」と記載されており、2022年10月13日製造とわかります。

3. キャノンのインクの取付期限を確認する方法

3.1 インクの元箱の側面に製造年月日が記載

例)キャノン Canon インクタンク PFI-706 赤円箇所
元箱の側面に取付期限が記載されております。側面の下の黒色あたりに記載。

このタイプは製造年月日ではなく、取付期限が記載されております。パッケージにも「取付期限」と分かりやすく表示されております。

上記の例では「2024年10月」が取付期限となります。


3.2 インクのパッケージの裏面に製造年月日が記載

例)キャノン Canon インクカートリッジ PFI-102 赤円箇所
パッケージの裏面に取付期限が記載されております。貼られているシールの右下あたりに記載。

このタイプも製造年月日ではなく、取付期限が記載されております。パッケージにも「取付期限」と分かりやすく表示されております。
上記の例では「2015年11月」または「2015年10月」が取付期限となります。

インクジェットプリンターの特性上、取付期限を過ぎたインクを使用すると、目詰まりや発色不良が発生する可能性が高くなるため、できるだけ期限内に交換することが推奨されます。

4.トナー・インクの管理を徹底し、長く快適にプリンターを使用しよう!

トナーの製造日・インクの取付期限を意識することで、印刷品質を維持できる。
プリンターの寿命を延ばし、余計な修理費用を防げる。
消耗品の無駄を削減し、コストパフォーマンスを向上できる。
正しい保管方法を実践することで、トナーやインクを長持ちさせることが可能。

トナーやインクは、ただ消耗品として扱うのではなく、「管理すべき資産」 として考えることが重要です。
「印刷品質・コスト・プリンター寿命」 のすべてに影響を与えるからこそ、製造日や取付期限を正しく把握し、計画的な運用を心がけましょう!


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