買ってから一定期間が経った未使用トナーはありませんか。未使用トナーにも使用期限があり、期限切れトナーの使用はおすすめできません。この記事では未使用トナーの使用期限や、期限切れトナーの対処方について解説します。

目次

未使用トナーにも使用期限はある!
未使用トナーの使用期限は+1年くらい
トナーの通常の使用期限は2年半
トナーに使用期限があるのは印刷機の故障を防ぐため
使用期限切れの未使用トナーは買取業者に売ろう!
使用期限切れの未使用トナーは買取に出せる?その理由は?
使用期限切れの未使用トナーを買取業者に売るメリット
【メーカー別】未使用トナーの買取相場
使用期限切れのトナーのそのほかの対処法
未開封なら期限後1年までは使える(非推奨)
使わない・売れない場合は処分する
使用期限が切れた未使用トナーは買取に出そう!

未使用トナーにも使用期限はある!

ここでは未使用トナー・通常のトナーの使用期限や、トナーに利用期限が定められている理由について解説します。

未使用トナーにも使用期限はある!

  • 未使用トナーの使用期限は+1年くらい
  • トナーの通常の使用期限は2年半
  • トナーに使用期限があるのは印刷機の故障を防ぐため

未使用トナーの使用期限は+1年くらい

未使用トナーの使用期限は、通常の使用期限プラス1年ほどです。基本的にはメーカーが指定している使用期限を守るのが好ましいです。しかしトナーが未開封で保管されている場合は、使用期限を延長できます。また一部のメーカーやモデルによっては、未開封のトナーカートリッジに対して1年間の使用期限延長を許容している場合もあります。

したがって未使用トナーの使用期限が過ぎている場合でも、超過後1年ほどなら使用可能な場合があります。ただし未使用トナーの使用によって何らかのトラブルが起きた場合、その原因・対処は自己責任となります。また使用期限が過ぎたトナーを使用した場合、印刷の品質が低下するおそれがあることにも注意してください。

トナーの通常の使用期限は2年半

通常のトナーの使用期限は2年半(30ヵ月)とされています。正確な使用期限はメーカーや製品によって異なり、年月日が記載されたシールやラベルがパッケージに貼ってあります。

また製品によっては使用期限の記載がなく、ロットナンバーのみ表示しているものもあります。その場合はロットナンバーから製造年月日を調べ、それに2年半を足して使用期限を予測します。

たとえば2020年1月に製造されたトナーのロットナンバーは、「200101」「2001」「01X-XXXX20」などと記載されています。この数字から製造年月日を予測し、それに2年半を足して使用期限の近似値とします。

トナーに使用期限があるのは印刷機の故障を防ぐため

トナーに使用期限があり、その年月が設定されている理由は印刷機の故障を防ぐためです。トナーは製造後の時間経過によって劣化してしまいます。品質が劣化したトナーを使うと、印刷物のクオリティが低下します。

また長期間保管されていたトナーは、湿気により固着してしまうケースがあります。そして固着したトナーを使うと、プリンターの故障を引き起こす可能性があります。期限切れトナーの使用によるプリンターの故障は保証外となり、プリンターメーカーは責任を取れません。よって消費者がそんなトラブルに遭わないために、トナーメーカーがきちんとした使用期限を定めているのです。トナー買取専門店【トナーバイ】ではお品物によって、期限切れのトナーカートリッジやインクカートリッジ、ドラムカートリッジのお買取が可能でございます。まずはお気軽にお問い合わせください。

使用期限切れの未使用トナーは買取業者に売ろう!

使用期限が過ぎた未使用トナーを使うと印刷機が故障する場合があるため、買取業者に売るのがおすすめです。以下では、使用期限が過ぎた未使用トナーが買取に出せる理由やメリット、未使用トナーの買取相場などを解説します。

使用期限切れの未使用トナーの買取業者への売却について

  • 使用期限切れの未使用トナーは買取に出せる?その理由は?
  • 使用期限切れの未使用トナーを買取業者に売るメリット
  • 【メーカー別】未使用トナーの買取相場

使用期限切れの未使用トナーは買取に出せる?その理由は?

使用期限切れの未使用トナーでも買取に出せます。その理由は、使えないトナーもリサイクルすれば再販できるからです。買取業者に買い取られたトナーは、販売とリサイクルの2つの用途に使い分けがされます。

使用期限が過ぎた未使用トナーはそのままでは販売できないため、リサイクルに回されます。そして再生・汎用トナーカートリッジとして生まれ変わり販売されます。このように使用期限が過ぎた未使用トナーも手を加えれば売れるため、買取業者が買い取ってくれます。

使用期限切れの未使用トナーを買取業者に売るメリット

使用期限切れの未使用トナーを買取業者に売る最大のメリットは、不用なトナーをお金に換えられることです。処分費用は0円でしかもお金が手に入るので、未使用トナーをお得に処分できます。特に有名メーカーや人気モデルの未使用トナーは、高い買取価格がつきます。

また未使用トナーを買取業者に売れば、その分の収納スペースを有効活用できます。未使用トナーは場所を取ります。売却することで在庫を減らせば、空いたスペースを有効活用できます。特に大量の在庫を持っている場合や未使用トナーがたまってしまっている場合は、買取に出せば効果的に整理できます。

【メーカー別】未使用トナーの買取相場

使用期限が過ぎた未使用トナーの買取相場は業者によって異なります。よってここでは参考までに、期限内の未使用トナーの買取相場を表にしました。期限切れのトナーはもう少し価格が下がることを前提にご覧ください。

【メーカー別】未使用トナーの買取相場(バラ~1セット)

キャノン1,500円~75,000円
リコー1,000円~68,000円
エプソン2,000円~50,000円
沖データ2,000円~48,000円
富士フイルムビジネスイノベーション (富士ゼロックス)1,000円〜35,000円
ブラザー2,000円~7,000円
リソー1,000円~38,000円
シャープ1,000円~20,000円
パナソニック1,000円~7,000円

※市場価格により買取相場は変動する場合がございます。

※型番や製造時期、本数によって変動する場合がございます。

未使用トナーの買取相場は、1セットで1,000円から75,000円の範囲の値段がつきます。バラで売ると高くても1,000円前後ですが、セットで売ると数万円のお金になることもあります。使用期限が過ぎた未使用トナーは、この価格より低い値段がつくと予想されます。

使用期限切れのトナーのそのほかの対処法

以下では、使用期限切れのトナーの買取以外の対処法を2つ紹介します。

使用期限切れのトナーのそのほかの対処法

  • 未開封なら期限後1年までは使える(非推奨)
  • 売れない場合は処分する

未開封なら期限後1年までは使える(非推奨)

使用期限切れの未使用トナーは、未開封なら期限後1年までは使えます。ただし、期限切れのトナー使用によって起こったトラブルについては自己責任となるため、注意が必要です。

期限切れトナーが使えるかどうかの判断材料はいくつかあります。開封されていないか・トナーの粉末が固着してないか・インク漏れがないかなどを確認しましょう。これらがクリアできれば使用できる可能性がございます。

使わない・売れない場合は処分する

期限切れを使うのは怖いので使わない、売ったけど値段がつかなかったなどの場合は、廃棄処分しましょう。未使用トナーの処分方法は、家電量販店の回収BOXに出したり、産業廃棄物処理業者に回収を依頼したりするのが一般的です。家庭ごみとしては出せないので注意が必要です。

使用期限が切れた未使用トナーは買取に出そう!

この記事では未使用トナーの使用期限や、期限切れトナーの対処方について解説しました。未使用トナーの使用期限は、通常の使用期限プラス1年が目処となります。期限切れトナーを使用すると印刷機が故障するおそれがあるため、買取に出すのがおすすめです。

そのほかの対処法としては、未開封で期限後1年以内の場合は使用可能です。使わないけれど売っても値段がつかなかった場合は廃棄しましょう。

そもそもトナーカートリッジやインクカートリッジの期限はどこに記載があるのかわからない場合は、メーカーごとに確認方法をおまとめしましたのでこちらのページを参考にして下さい。⇒トナーの使用期限や製造日はどこで確認できる?各メーカーごとに確認方法をご紹介!