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SHARP（シャープ）トナーの型番確認方法｜箱・本体の見方を画像付きで解説

2023年9月8日 | 型番確認, コラム

シャープ（SHARP）の純正トナーには、複数のシリーズが存在し、製品ごとに型番の表記ルールが異なります。
元箱や本体には英数字が並んで記載されているため、初めて確認する場合は「どの表記が正式な型番なのか」で迷うこともあります。

本ページでは、シャープ純正トナーの型番について、確認すべき箇所や見方の流れを整理し、実物写真を使って順番に解説します。
元箱がある場合・本体のみの場合など、状況に応じて確認ポイントを分けて紹介していますので、該当する項目を参考にしてください。

シャープトナーの型番確認が重要な理由
シャープトナーの型番確認方法
シャープトナーの型番が見つからない場合の対処法
シャープトナーの型番に関するよくある質問（FAQ）
シャープトナーの型番確認方法まとめ
関連コラム

シャープトナーの型番確認が重要な理由

シャープ（SHARP）の純正トナーは、型番によって対応機種・仕様・位置づけが明確に分かれている製品です。そのため、見た目や色が似ていても、型番が異なれば別製品として扱われるのが基本となります。

特にシャープ製トナーは、シリーズ名や数字、末尾の英字などが組み合わさった型番構成になっており、一部だけを見て判断してしまうと、別容量・別仕様のトナーと混同してしまう可能性があります。このような誤認は、適合確認や管理の場面でトラブルの原因になりやすいポイントです。

また、箱の形状も似ている場合も多く、正しい型番を把握していないと、問い合わせ時や情報整理の際に余計な確認作業が発生してしまいます。

だからこそ、シャープトナーを扱う際は、まず正確な型番を確認することが重要です。
本ページでは、こうした見落としを防ぐために、型番確認の基本的な考え方を整理したうえで、
箱・本体それぞれの確認ポイントを順を追って解説していきます。

シャープトナーの型番確認方法

シャープ（SHARP）の純正トナーは、シリーズごとに型番の構成が異なりますが、
まずは元箱を確認することが、最も確実で分かりやすい方法です。
箱には正式な型番が明確に記載されており、シリーズ判別や容量の違いも把握しやすくなっています。

この項目では、シャープトナーの型番確認における基本的な考え方と、シリーズ別における具体的な確認例を紹介します。

元箱での型番確認方法｜シャープトナー共通の基本ルール

シャープ純正トナーの元箱には、必ず正式な型番が記載されており、
英字と数字を組み合わせた形で表記されているのが特徴です。

箱の側面や正面には、型番以外にも色名や注意書きが記載されていますが、
型番確認の際は、シリーズ名から始まる英数字の並びを探すのが基本となります。

「MX-○○」「BP-○○」「AR-○○」で始まる型番表記の位置を確認

シャープトナーの型番は、多くの場合、
「MX-」「BP-」「AR-」などの英字で始まる表記として元箱に記載されています。

これらの表記は、箱の側面やラベル付近に印字されているケースが多く、比較的わかりやすくなっております。

MXシリーズトナーの型番確認方法

MXシリーズは、シャープの複合機で広く使用されているトナーシリーズで、
型番は「MX-○○JT-○」のように、シリーズ名＋数字＋容量を示す英字で構成されています。

同じ数字が使われていても、容量の違いによって最後のアルファベットの表記が異なるため、
箱に記載された型番を正確に確認することが重要です。

MX-61JTシリーズ（通常容量）の型番確認例

MX-61JTの通常容量タイプでは、色を識別するアルファベットの後ろに「A」が付いた型番で表記されています。
型番は、元箱の側面や正面ラベル付近にはっきりと記載されており、英字と数字が連続した表記が、そのまま正式な型番となります。
こちらの例では「MX-61JT-BA」「MX-61JT-YA」「MX-61JT-MA」「MX-61JT-CA」が該当する型番です。
型番全体をそのまま読み取り、末尾の英字によって色を判別することがポイントです。
それぞれの型番に対応する色は、以下のとおりです。

B：ブラック
Y：イエロー
M：マゼンタ
C：シアン

MX-61JTシリーズ（少容量）の型番確認例

MX-61JTの少容量タイプでは、型番の色を識別するアルファベットの後ろに「B」が付きます。
それ以外は少容量タイプも、基本的な確認方法は通常容量と同様です。
元箱の見た目も通常容量ととても似ているので、箱に記載された型番を正確に確認することが重要です。
こちらの例では「MX-61JT-BB」「MX-61JT-YB」「MX-61JT-MB」「MX-61JT-CB」が型番となります。

BPシリーズトナーの型番確認方法

BPシリーズは、MXシリーズとは異なる世代・系統のシャープ複合機で使用されるトナーです。
型番の表記ルールもMXシリーズとは別になっているため、シリーズ名を取り違えないことが重要です。

BPシリーズのトナーは、元箱に記載された型番を確認することで、対応シリーズであるかどうかを明確に判断できます。

BP-JT70シリーズの型番確認例

BP-JT70シリーズのトナーの例となります。
元箱の側面やラベル部分に「BP-JT70」から始まる型番表記が記載されています。
こちらの例では「BP-JT70BA」「BP-JT70YA」「BP-JT70MA」「BP-JT70CA」が型番となります。
この「BP-」から始まる表記が、BPシリーズ専用トナーであることを示しております。

MX・BPシリーズ以外（ARシリーズ）の型番確認方法

シャープのトナーには、MXシリーズやBPシリーズ以外に、ARシリーズで使用されるコピーキット系トナーが存在します。これらは元箱の見た目が一般的なトナーカートリッジと異なる場合もあり、シリーズ名を把握していないと判別しにくい点が特徴です。

AR-CK56などコピーキット系トナーの型番確認例

ARシリーズのコピーキット系トナーでは、元箱に 「AR-CK56」などの型番が記載されています。
この「AR-」から始まる表記が、ARシリーズ向けのコピーキットであることを示しています。
こちらの例では「AR-CK56-B」が型番となります。
MXやBPとはシリーズが異なるため、型番の先頭部分を必ず確認することがポイントです。

箱がない場合｜トナー本体での型番確認方法

元箱を処分してしまった場合でも、本体側で型番を確認できるケースもあります。
箱がない場合は、トナー本体に貼付されたラベルやシールを確認します。

本体ラベル・シール部分に記載された型番の確認ポイント

トナー本体には、側面に貼られているシールに型番が印字されている場合がございます。
近くには、型番以外のアルファベットや数字の記載もあるので、注意が必要です。
この例では「MX61JTBB」と記載があり、「MX-61JT-BB」のトナーだと判別可能です。
記載内容にはハイフン「-」がなく、少しわかりにくい場合があるので、落ち着いて確認してください。

シャープトナーの型番が見つからない場合の対処法

シャープ（SHARP）の純正トナーは、多くの場合、元箱や本体ラベルから型番を確認できます。
しかし、保管状況や経年によって、ラベルが剥がれている・印字が読めないといったケースもあります。

このような場合でも、当店のサポートが確認のお手伝いを致します。

写真データを送るだけでOK｜型番確認をサポートします

「この表記が型番か分からない」「途中までしか読めない」といった状態でも、
当店のスタッフが迅速にサポート致します。

トナーの写真やプリンター型番をお送り頂く事で、素早く型番を特定致します。

無料査定はこちら

シャープトナーの型番に関するよくある質問（FAQ）

Q1. 型番の末尾の英字だけが違うトナーがあるのはなぜ？

シャープの純正トナーは、末尾の英字によってトナーの容量が変わるからです。
例えば以下のように、アルファベットの最後の英字で識別可能です。

BP-JT70BA：通常容量
BP-JT70BB：小容量

Q2. MXシリーズとBPシリーズのトナーは互換性がありますか？

MXシリーズとBPシリーズは、異なるシリーズとして設計されているため、互換性はありません。
見た目が似ている場合でも、シリーズ名が異なるトナーは別製品として扱われます。
必ず、使用機種に対応したシリーズの型番を確認してください。

Q4. 同じシリーズで容量が異なる場合の組み合わせでも買取できますか？

はい、問題なく買取可能でございます。
通常容量と小容量の組み合わせでご査定を頂くことも多数ございます。
お気軽にお問い合わせください。

→その他のよくある質問はこちら

シャープトナーの型番確認方法まとめ

シャープ（SHARP）の純正トナーは、シリーズごとに型番の構成が異なるため、正しい確認手順を知っておくことが重要です。

基本的には、

元箱がある場合は、元箱に記載された型番を確認
箱がない場合は、トナー本体のラベルやシールを確認

という順序でチェックすることで、型番を特定できるケースがほとんどです。

また、シャープトナーには、MXシリーズ、BPシリーズ、ARシリーズなど複数の系統があり、
シリーズ名から始まる英数字の並びが正式な型番となります。
数字だけで判断せず、型番全体を確認することが大切です。

本ページの内容を参考に、
順番に確認していくことで、シャープトナーの型番は整理しやすくなります。
判断に迷った場合は、無理に決めつけず、確認できる情報をもとに対応するようにしましょう。