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富士フイルム(FUJIFILM)の純正トナーには、製造日(8桁の数字) または 推奨使用期限(YYYY-MM) のどちらかが記載されています。表記方法はシリーズによって異なり、「シールでの記載」「箱に直接印字されている記載」 の大きく2パターンがあります。

本ページでは、実際の型番を例にどこを見れば製造日や使用期限が分かるのか を分かりやすくまとめています。

保管期限の確認や、買取前のチェックにも役立つ内容です。

目次

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富士フイルムトナーに製造日はある?使用期限との違い

富士フイルム(FUJIFILM)の純正トナーには、製造日 または 推奨使用期限 のいずれかが表示されています。
シリーズによって記載方法は異なりますが、どちらも トナーの品質を判断するための重要な目安 となります。

  • 製造日 → いつ作られたトナーなのかを示す情報
  • 推奨使用期限 → メーカーが定めた使用の目安となる年月

一般的には、製造から約2年半(30か月)ほどが品質面の基準とされており、表示内容を確認することで、在庫の管理や買取前のチェックに役立ちます。

富士フイルム純正トナーの製造日の確認方法

富士フイルム(FUJIFILM)の純正トナーには、8桁の数字で製造日が印字されているタイプがあります。
この数字は「YYYYMMDD」の形式で、見る場所さえ分かれば簡単に読み取ることができます。

製造日表記の読み方(YYYYMMDD → 年月日の判別方法)

8桁の数字は、次のように上から “年→月→日” の順番で並んでいます。

  • 例:20190208
    • 2019 → 製造年
    • 02 → 製造月
    • 08 → 製造日
      2019年2月8日製造

特別な知識は必要なく、数字をそのまま区切って読むだけで製造日を確認できます。

製造日表記は2つのパターンがある

富士フイルムの8桁表記は、シリーズによって以下のどちらかで表示されます。

① シールに印字されているタイプ
② 箱の外装に直接印字されているタイプ

見た目は異なりますが、どちらも読み方は同じです。
以下で実例として、代表的なシリーズを紹介します。

【パターン①:シール記載タイプ】

例)CT202673 / CT202674 / CT202675 / CT202676

このシリーズは、主に側面に貼られた シール部分に8桁の製造日が印字 されています。
ブラック(CT202673)のみ、シールではなく 箱の外側へ直接印字 されているのが特徴です。

  • 印字されている位置:側面のシール or 箱の側面
  • 表記例:20240209(=2024年2月9日製造)

カラー4色(C/M/Y/K)や製造時期によって配置が少し異なるため、シール部分を中心に確認するのがおすすめです。

【パターン②:箱に直接印字タイプ】

例)CT203418 / CT203419 / CT203420 / CT203421

こちらのシリーズでは、箱そのものに直接8桁の数字が印字 されており、いずれも側面の目立つ位置に配置されています。

  • 印字されている位置:箱の側面(黒い箇所に直接印字)
  • 表記例:20240404(=2024年4月4日製造)

シールと違い、剥がれる心配がないため見つけやすい形式です。

推奨使用期限(YYYY-MM)の確認方法

富士フイルム(FUJIFILM)の純正トナーには、「YYYY-MM」で推奨使用期限が記載されているシリーズがあります。
この表記は、メーカーが「この年月までの使用を推奨します」という目安を示したもので、在庫管理や買取前の確認にも役立ちます。

推奨使用期限表記の読み方

推奨使用期限は、「年-月(YYYY-MM)」形式で表示されています。

  • 例:2025-06
    2025年6月までの使用を推奨

数字がそのまま読めるため、製造日(YYYYMMDD)よりも分かりやすいのが特徴です。
有効期間の残りが一目で分かるため、在庫の整理にも使いやすい表記です。

推奨使用期限表記は2つのパターンがある

製造時期と同じく以下のどちらかで表示されます。

① シールに記載されているタイプ
② 箱の外装に直接記載されているタイプ

以下では、それぞれの代表的な型番を例に確認ポイントを紹介します。

【パターン①:シール記載タイプ】

例)CT201129 / CT201130 / CT201131 / CT201132

このシリーズは、側面の白いシール部分に「YYYY-MM」の推奨使用期限が記載されています。
シールの中に「2025-09 推奨使用期限」の様な表記があり、非常に見つけやすい形式です。

  • 記載位置:側面のシール
  • 表記例:2025-09(=2025年9月まで)

期限が明確に書かれているため、保管期間の管理がしやすいのが特徴です。

【パターン②:箱に直接記載タイプ】

例)CT350615

こちらはドラムカートリッジになりますが、トナー同様、箱の外装に直接「YYYY-MM」の推奨使用期限が印字されているタイプです。
シールではなく箱そのものにプリントされているため、剥がれる心配がありません。

  • 記載位置:箱の側面
  • 表記例:2025-09(=2025年9月まで)

シール記載タイプと読み方は同じで、記載されている年月がそのまま推奨使用期限になります。

富士フイルムトナーの製造日・使用期限と買取価格への影響

富士フイルム(FUJIFILM)の純正トナーは、オフィス・医療機関・学校など法人利用が中心で、製造日が多少古くても需要が続いている型番が多いのが特徴です。
そのため、製造日や推奨使用期限が古い場合でも、未開封で状態が良ければ買取できるケースは少なくありません。

ただし、査定額に影響するポイントもあるため、以下の点を知っておくと安心です。

ある程度、製造日が古くても買取が可能なケースあり

富士フイルムのトナーは、同じ機種が長期にわたって使われる傾向があり、
「古めの製造年でも一定の需要が残る型番」 が多い場合があります。

とくに業務用カラー機に関連するシリーズは、企業や医療機関で継続使用されるケースが多く、
“2020年製・2021年製でも買取できる” ことは珍しくありません。

製造日が古い=すぐに不可というわけではないため、まずは状態を確認することが大切です。

査定では “製造日より型番の需要” が重視される

富士フイルムに関わらず、どんなメーカーのトナーでも
査定額を大きく左右するのは製造年月そのものより「型番の需要」 です。
需要を左右する主な要素は以下のとおりです。

  • 現在使われているプリンター機種の多さ
  • 法人・医療機関・学校などでの利用継続状況
  • 市場在庫量(流通量)
  • 後継型番への切替状況

つまり、市場で使われ続けている型番なら、古い製造日でも買取価格が安定しやすい ということです。

適切に保管をして、年数の影響を少なくしよう

トナーを届いたときの状態のままで未開封で正しく保管されていれば、劣化の影響を少なくできます

  • 箱が開封せずに、保管する
  • 正しい向きにて置いておく
  • 直射日光・高温多湿を避けて保管されている

こうした状態であれば、製造から時間が経っていても査定に大きな影響が出にくく、買取できるケースが高まります。

ただし、製造日が古すぎる型番は減額対象になる場合も

一部の型番は、市場で後継モデルへの切り替えが進んでいたり、利用者が減っていたりするため、製造時期が古いほど査定額が下がるケース があります。
例えば

  • 利用機種が減っている型番
  • 新シリーズに置き換えが進んでいる型番
  • 市場流通が大きく減少した型番

需要が高い型番は、製造日が多少古くても安定してお取扱いできるケースが多いです。

富士フイルムトナーの製造日・期限に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 製造日や推奨使用期限の印字が薄く、読み取れない場合はどうすればいいですか?

印字が薄くなっている場合は、角度を変えて良く見ると、確認できる場合がございます。
それでも確認が難しい場合は、納品書などから大まかな時期を特定してみてください。

Q2. 推奨使用期限を過ぎているトナーでも買取できますか?

未開封で状態が良ければ、買取できるケースがあります。
富士フイルムのトナーは法人利用が多く、機種によっては古いものでも需要が続いている系列があるためです。
ただし、以下の場合は 査定額が下がる 可能性があります。

  • 推奨使用期限を大きく過ぎている
  • 市場需要が減少している型番
  • 後継機種へ置き換えが進んでいるシリーズ

まずは状態を確認する必要があるため、迷った場合は写真をお送りいただくのが確実です。

Q3. 製造日がかなり古いトナーは売れないのでしょうか?

製造日が古くても、需要のある型番であれば買取可能な場合がございます。

特に業務用プリンター向けの型番は長期間使われるため、「2019年製」「2020年製」など数年前のトナーでもお取扱いできる場合があります。

Q5. どこに製造日/推奨期限が書かれているのか分からない場合は?

シリーズによって表示場所が異なるため、見つけられないのはよくあることです。
迷ったときは、外箱(側面・上部・シール部分)をスマホで撮影して送っていただければ、こちらで確認できます。

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