キャノン(キヤノン/Canon)の純正トナーカートリッジは、シリーズや機種によって型番の表記方法が異なります。
良く見かけるのが元箱に大きな数字が記載されているケースです。実際には「CRG-○○○」「NPG-○○○」といった型番名となりますが、初めて確認する方にとっては分かりづらく感じることがあります。
本ページでは、キャノントナーの型番を正しく確認する方法を、実際のパッケージや本体写真を交えながら分かりやすく解説します。
CRG(カートリッジ)シリーズ、NPG(複合機用トナー)シリーズそれぞれの確認ポイントや、箱がない場合の見分け方まで整理しているため、型番を調べたい方はこのページを見れば一通り確認できます。
目次
- キャノントナーの型番確認が重要な理由
- キャノントナーの型番確認方法
- キャノントナーの型番が見つからない場合の対処法
- キャノントナーの型番に関するよくある質問(FAQ)
- キャノントナーの型番確認方法まとめ
- 関連コラム
キャノントナーの型番確認が重要な理由
キャノンの純正トナーカートリッジは、見た目が似ていても型番によって対応機種や仕様が異なります。
そのため、型番を正しく把握せずに確認や手配を進めてしまうと、目的のトナーと一致しないケースが発生しやすくなります。
特にキャノントナーでは、元箱に記載されている表記が省略されている場合や、シリーズごとに型番の書かれ方が異なることがあります。
この違いを理解せずに数字や表記だけで判断すると、正しい型番にたどり着けないことも少なくありません。
型番を正確に確認できれば、対応機種の確認や在庫管理、次の対応をスムーズに進めることができます。
そのため、まずは「どこを見れば型番が分かるのか」「どの表記を正式な型番として判断すればよいのか」を押さえておくことが重要です。
キャノントナーの型番確認方法
キャノンの純正トナーは、シリーズによって型番の表記方法が異なります。
主に CRG(カートリッジ)シリーズ と NPG(複合機用トナー)シリーズ の2系統に分かれており、型番の確認方法もそれぞれ異なります。
以下では、シリーズ別に型番の見つけ方を整理して解説します。
CRG(カートリッジ)シリーズの型番確認方法
CRGシリーズは、主にレーザープリンター向けのトナーカートリッジで使用されている型番体系です。
元箱のデザインが比較的シンプルなため、数字だけが大きく表示されているケース が多く見られます。
元箱に大きく記載された数字を確認(例:335)

CRGシリーズの元箱では、正面や側面に「335」などの数字が大きく印字されております。
この数字が、トナーの型番を判断する重要な手がかりになります。
一見すると数字のみの表記に見えますが、これは省略表記であり、
実際の型番はこの数字をもとに判断します。
この画像の例では、青矢印の箇所に型番の記載があります。
正式な型番は「CRG-○○」となる点に注意

CRGシリーズでは、箱に表示されている数字の前に「CRG-」を付けたものが正式な型番となります。
たとえば、箱に「335」と記載されている場合、正式な型番は 「CRG-335」 です。
※この色はブラックなので、型番の後ろに「BLK」が付きます。
型番が側面に記載されている場合もあり



「CRG-335」と同じく正面や側面に「054H」と大きく記載されている。
この場合の正確な型番である「CRG-054H」は側面のバーコード付近に記載あり。
※この色はイエローなので、型番の後ろに「YEL」が付きます。
NPG(複合機用トナー)シリーズの型番確認方法
NPGシリーズは、主にキャノンの複合機で使用されているトナーに採用されている型番です。
CRGシリーズとは異なり、型番が比較的そのまま記載されている のが特徴です。
元箱やラベル部分に「NPG-○○」と記載されているケース


NPGシリーズのトナーは、元箱の側面やラベル部分に
「NPG-71」「NPG-88」など、「NPG-○○」の形式で直接記載 されていることが多くあります。
この場合は、表示されている表記がそのまま正式な型番となるため、
CRGシリーズのように読み替える必要はありません。
箱がない場合|トナーカートリッジ本体での型番確認方法
外箱を処分してしまった場合でも、トナー本体から型番を確認できるケースがあります。
本体シール・刻印部分に商品名が記載されているケース


トナーカートリッジ本体には、側面や上部などにシールや刻印があり、
そこに「Cartridge 318」といった商品を識別できる内容が記載されていることがあります。
箱がない場合は、まず本体全体を確認し、
ラベルや印字されている文字情報をチェックしてみてください。
キャノントナーの型番が見つからない場合の対処法
元箱が手元にない場合や、表記が分かりにくい場合など、型番を自分で特定できないケースもあります。
キャノントナーはシリーズや型番のバリエーションが多いため、無理に判断しようとするとかえって混乱してしまうことがあります。
そのような場合は、トナーの外観情報をもとに第三者に確認してもらうことで、型番を特定しやすくなります。
特に本体に印字やラベルがある場合は、写真を確認することで判断できるケースが多くあります。
写真だけでOK|型番の確認をサポートします

キャノンのトナー型番が分からない場合は、当店の専門スタッフがスピーディーに対応いたトナーカートリッジ全体や、ラベル・印字部分を撮影した写真があれば、
それをもとに型番を確認することが可能です。
外箱がない場合や、表記が読み取りにくい場合でも、写真から判断できることがあります。
「どこを見ればよいか分からない」「数字だけしか確認できない」といった場合でも、
無理に自己判断せず、写真を使って確認することでスムーズに型番を把握できます。
キャノントナーの型番に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 箱に書かれている数字だけで型番は特定できますか?
CRGシリーズの場合、外箱に記載されている数字は型番を判断する重要な手がかりになります。
数字だけでも判断可能ですが、正式な型番は「CRG-○○」の形式になります。
Q2. CRGとNPGは何が違うのですか?
CRGは主にレーザープリンター向けのトナーカートリッジに使用される型番体系で、
NPGは主にキャノンの複合機用トナーに使用されている型番体系です。
用途や対応機種が異なるため、型番を確認する際はシリーズの違いにも注意が必要です。
Q3. 元箱を破棄してしまった場合、型番はどうすればわかりますか?
トナー本体に商品を特定する情報が記載されている場合がございます。
正面や側面に何か記載がないかご確認下さいませ。
Q4. 同じ型番でも見た目が少し違うことはありますか?
製造時期によってパッケージデザインやが異なる場合があります。
ご不安な場合は画像をお送り下さいませ。
キヤノントナーの型番確認方法まとめ
キャノンの純正トナーカートリッジは、主に CRG(カートリッジ)シリーズ と
NPG(複合機用トナー)シリーズ の2種類に分かれており、型番の確認方法もそれぞれ異なります。
CRGシリーズでは、元箱に数字だけが大きく記載されているケースが多く、
その数字に「CRG-」を付けたものが正式な型番となります。
一方、NPGシリーズでは「NPG-○○」の形式で型番が直接記載されていることが多く、
表記どおりに確認すれば問題ありません。
また、外箱がない場合でも、トナーカートリッジ本体のシールや印字から
型番を確認できるケースがあります。
まずは落ち着いて、シリーズごとの確認ポイントを順番にチェックすることが大切です。
本ページの内容を参考にすれば、キャノントナーの型番はスムーズに特定できます。
型番が分かれば、次の確認や対応も進めやすくなるはずです。
関連コラム
キャノントナーの型番を確認したあとは、
用途や状況に応じて、以下の関連ページもあわせてご覧ください。
■ キャノントナー買取のご案内
未使用のキャノン純正トナーをお持ちの方向けに、査定方法や対応内容をまとめています。
■ キャノン純正トナーの型番・シリーズ一覧
キャノン純正トナーをシリーズ別に一覧で確認できるページです。
■ キャノントナーの製造日の確認方法
キャノントナーの製造日や表記の見方について、実物写真を交えて解説しています。
■ キャノン ドラムカートリッジ 買取はこちらから
トナー以外にもキャノンのドラムカートリッジの買取も大歓迎です。

