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リコー(RICOH)の純正トナーカートリッジには、元箱のラベルに製造時期を示す数字が印字されている場合があります。しかし、公式で明確な表記ルールが公開されているわけではなく、「どの数字が製造年月なの?」「どの位置を見ればいいの?」と迷われる方も多いのではないでしょうか。

本ページでは、実物写真を使って製造日の確認方法を分かりやすく解説します。
「いつ製造されたトナーなのか知りたい」
「買取に出す前に製造時期をチェックしたい」

そんな方にも役立つ内容にしていますので、ぜひ参考にしてください。

目次

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リコートナーに製造日はある?使用期限は?

リコージャパンが運営するNetRICOH の公式FAQでは、トナーの「使用期限」について次のように案内されています。

  • トナーには明確な使用期限の公表はない
  • メーカーとしては「1年を目安」としている
  • 1年よりも長く保管した場合も通常どおり使える
  • ただし保管環境になどに依存する場合もある

本ページでは、こうした公式情報を踏まえながら、元箱ラベルに印字されている数字からの製造時期の読み方を 「流通市場で広く確認できる実例ベース」 で解説していきます。公式仕様ではないため、その点を理解したうえで参考にしてください。

リコートナーの製造日(製造年月)の確認方法|数字表記の読み方

リコー(RICOH)の純正トナーには、元箱ラベルの一部に 「3桁の数字」 が印字されている場合があります。この数字は公式の仕様として公開されているものではありませんが、流通市場では“製造年月を示す記号”として扱われるケースが多く、製造時期の目安として広く用いられています。

ここでは、その数字の読み方と、実際のトナーを用いた具体例を紹介します。

製造日の数字表記の読み方

最初の1桁が“年(西暦の下1桁)”、残り2桁が“月”

  • 812 → 2018年12月製
  • 905 → 2019年5月製
  • 007 → 2020年7月製
  • 104 → 2021年4月製

この形式が、リコーの純正トナーでは最も一般的に確認される表記方法です。

シリーズ別の製造日確認例

リコーのトナーはシリーズによってラベルデザインが異なるため、数字の位置も多少変わります。ここでは代表的なシリーズの例を紹介します。

RICOH SP トナーカートリッジ 4200H の例

  • 元箱ラベル右上(MODELの横あたり)に3桁の数字が記載されている
  • この3桁の数字「908」で製造年月を推測可能
  • この例では2019年8月製造

RICOH IPSiO SPトナーカートリッジ C310H の例

  • 元箱ラベル中央のバーコード付近に3桁の数字が記載されている
  • この3桁の数字「302」で製造年月を推測可能

RICOH SPドラムユニット ブラック C840 の例

  • ドラムユニットでもトナーと同じ形式で3桁の数字が記載されている
  • この3桁の数字「205」で製造年月を推測可能

これらの例をもとに、元箱に記載されたラベルを確認すれば、製造年月の大まかな判断が可能 です。

トナーの製造日・使用期限と買取価格への影響

リコー(RICOH)の純正トナーは、法人利用が中心ということもあり、製造日が多少古くても需要がある型番が多いのが特徴です。特に、SP/IPSiOシリーズは全国のオフィス・学校・医療機関で長期間使用されているため、流通量が安定しており、年数が経過した製品でも買取可能となるケースが少なくありません。

一方で、以下のポイントは査定に影響するため、事前に把握しておくと安心です。

製造日が古くても買取可能なケースは多い

リコーは型番の寿命が長いため、
「2019年製」「2020年製」など 数年前のトナーでも需要が続いている型番が多い のが特徴です。
特に業務用シリーズは、後継機が出ても旧型番が長期間残る場合があります。

製造時期より“型番の需要”の方が重要

査定価格は、

  • 現在使われている機種の多さ
  • 企業・公共施設での使用状況
  • 市場在庫数

といった 需要の強さ が大きく影響します。
そのため、製造年月が多少古いよりも、需要が高い型番かどうかが査定額を左右しやすい という性質があります。

未開封で適切に保管されていれば、年数の影響は小さくなる

保管されている状態が査定額にも大きな影響を与えます。
特にビニール袋の開封、元箱の開封は査定額が大きく下がってしまう原因となります。
場合によっては買取不可となるケースもありますので、使用しない場合は、届いたときの状態で保管して下さい。

ただし、一部型番では製造が古いと減額対象になる場合も

市場での需要が減っている型番や、後継型番への置き換えが進んでいるモデルでは、製造時期が古いほど査定額が下がる場合があります。
例えば

  • 古いIPSIOシリーズ
  • 同シリーズ内で新旧が大きく分かれる型番
  • 法人市場で使用が急減した型番

ただし、これは 型番需要の問題であり、「製造日が古いから使えない」わけではない 点に注意してください。

リコートナーの製造日・期限に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 古いリコートナーでも買取できますか?

はい、製造から年数が経っている場合でも、型番の需要があれば買取可能なケースが多いです。
リコーのトナーは法人利用が中心で、旧型機が長く稼働するため、比較的古い製造時期のトナーでも流通します。
特に SP や IPSiO 系列は需要が長く続く傾向にあります。

Q2. 外箱に「908」「209」などの数字があります。これは製造日ですか?

これらの数字は流通市場で製造年月を示す参考情報として扱われることが多いものです。
ただし、トナーによって全く関係ない数字の場合もございます。
判断が難しい場合は、外箱のラベル写真を送っていただければ判別をお手伝いできます。

Q3. リコーのトナーに使用期限はありますか?

NetRICOH(リコージャパン公式)によると、トナーには明確な使用期限はありません。
ただし、メーカーとしては「1年以内の使用」を推奨しています。
未開封で適切に保管されていれば、それ以上の期間でも問題なく使用できる場合があります。

Q4. 長期間保管しているトナーは買取できますか?

未開封かつ保管状態が良好であれば、数年保管されたトナーでも買取可能なケースが多いです。
ただし、型番の需要が低くなっている場合は査定額が下がることがあります。

Q5. 数字(3桁)の表記が読み取れないのですが、製造日を調べてもらえますか?

数字部分が長期保管などの影響で消えてしまっている場合は、確認が難しくなります。
納品書などで納品された日付などを参考にしてください。

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リコー(RICOH)トナーの製造日・使用期限を確認する際に、あわせて知っておくと便利な情報をまとめています。型番の調べ方や買取に関する詳細ガイドなど、用途に応じてご活用ください。